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第7回 埼玉りそな、地域活性化に向けインキュベーションファンド=浪川攻

地域版ベンチャーキャピタルを創設した埼玉りそな銀行の池田一義社長(中央左)と森田公一東松山市長(中央右)(埼玉りそな銀行提供)
地域版ベンチャーキャピタルを創設した埼玉りそな銀行の池田一義社長(中央左)と森田公一東松山市長(中央右)(埼玉りそな銀行提供)

 埼玉県は県庁所在地であるさいたま市や屈指のターミナルステーションである大宮駅を中心に広がる地域は経済活動が活発で、都心への通勤圏として人口も増えている。しかし、この地域から離れるにつれて、人口減少、事業所数の減少が深刻化している。打開策として各自治体には企業誘致のニーズが強い。これに応え、全国に先がける形でいち早くベンチャーファンドに取り組んできたのが埼玉りそな銀行である。

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