経済・企業深層真相

「零売(れいばい)薬局」に厚労省が懸念を示すわけ

処方箋なしの薬の販売 宣伝文句に厚労省が懸念

 処方箋なしで病院の薬を販売する「零売(れいばい)薬局」が増えている。零売とは、病院の薬(医療用医薬品)のなかでも処方箋が不要な一部の鎮痛剤や花粉症薬、湿布など(非処方箋医薬品)を箱から出して小分け販売することをいう。

 零売薬局チェーンを立ち上げた「GOOD AID」(名古屋市)の服部雄太代表は「地域に根ざした街の保健室」を掲げ事業を展開。今年4月には総額3億円の資金調達をしたと発表した。服部社長は零売の…

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