ワシントンDC
掲載記事 266件
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米大統領選で目立ったポッドキャスト 若者にリーチできるメディア 井上祐介
ワシントンDC
大統領選では共和党候補のドナルド・トランプ前大統領と民主党候補のカマラ・ハリス副大統領という対照的な両候補が印象的だったが…
2024年11月18日
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米国で多様化する男性像 マッチョから弱者男性まで 小林千代
ワシントンDC
最近、筆者が通っているヨガのクラスで異変を感じている。男性の生徒が着実に増え、男性が半分を占めるクラスもある。そういえば、…
2024年11月5日
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ワシントン路地裏散歩ツアー 南北戦争以来の変遷をたどる 吉村亮太
ワシントンDC
ワシントンDC中心部の道路は格子状に延びるが、それらに仕切られた四角形の街区の内部には、時にHの文字のような形状の裏通りが…
2024年10月21日
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日米政府も乗り出した米国の日本語教師育成事業の意義 谷川喜祥
ワシントンDC
9月に入り、学校が新年度を迎える中、伝統ある日本語教育プログラムで知られる高校が、そのプログラムの歴史に幕を下ろした。同校…
2024年10月7日
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間もなく副大統領候補の討論会 同じラストベルト狙いの人選だが 西田進一郎
ワシントンDC
米大統領選において、副大統領候補は「ランニングメート(伴走者)」と呼ばれる。大統領候補とペアを組み、投票日までの道のりを文…
2024年9月30日
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トランプ氏の権威主義的スタイルか ハリス氏の聞く力を持つ民主的スタイルか 多田博子
ワシントンDC
「選挙は川上から。握った手の数だけしか票は出ない」。かつての宰相、田中角栄の言葉は、米大統領の両候補者が見事に体現している。…
2024年9月17日
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データセンターが集まるバージニア州で電力需要急増 嶋田恵一
ワシントンDC
筆者が住んでいるワシントンDC郊外では停電が起きたという話をよく聞く。日本では大型台風の直撃でもない限り、停電はあまり発生…
2024年9月9日
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米下院が9月に対中規制法案を集中審議する“チャイナウイーク” 清水梨江子
ワシントンDC
米連邦議会は、毎年8月から9月第1月曜日の祝日「レーバーデー(労働者の日)」が明けるまで夏季休会となる。今年の議会は9月9…
2024年9月2日
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設立75年のNATO 脱“米国一極”にどう対応 平田智之
ワシントンDC
節目の75周年となるNATO(北大西洋条約機構)首脳会議がワシントンDCで開催された。当地での首脳会議開催は実に25年ぶり…
2024年8月19日
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バージニア州も学校でのスマホ規制へ 根拠はメンタルと学業への悪影響 井上祐介
ワシントンDC
米バージニア州の共和党・ヤンキン知事は7月9日、学校でのスマートフォン使用の制限・禁止を呼び掛ける知事令に署名した。州教育…
2024年8月5日
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米国で65歳以上の再婚率上昇 周囲もシニアラブを応援 小林知代
ワシントンDC
11月の米大統領選でとりわけ注目されてきたのが候補者の年齢である。選挙戦からの撤退を表明した81歳のバイデン大統領が、過酷…
2024年7月29日
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米連邦最高裁の“ちゃぶ台返し” 今年は気候変動対策に影響か 吉村亮太
ワシントンDC
米連邦最高裁の会期末に当たる6月後半には、重要案件に対する判決が続々と下される。風流とは程遠いが、ワシントンDCの初夏の風…
2024年7月22日
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大統領選後にらみバイデン政権が重要規則を“駆け込み”提出 谷川喜祥
ワシントンDC
恐らく今年4月は、ワシントンDCで政策を仕事とする人たちにとって極めて多忙な月だったことだろう。バイデン政権は同月、大統領…
2024年7月8日
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中国など「外資に米国の土地与えぬ」法が2023年に15州で施行 西田進一郎
ワシントンDC
米連邦議会で中国に対する強硬路線を引っ張っているのが、下院の「米国と中国共産党との戦略的競争に関する特別委員会」だ。その委…
2024年7月1日
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米エネ政策ではトランプ陣営の「エネルギードミナンス」が優勢 多田博子
ワシントンDC
かつて湿地であったワシントンDCの夏は蒸し暑い。5月末の戦没将兵記念日(メモリアルデー)を境に気温は上がり、人々は至るとこ…
2024年6月24日
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消費の先導でお金が回る米国社会 物価上昇さえ次の消費の誘因に 嶋田恵一
ワシントンDC
家の郵便受けをのぞくと、今日もクレジットカードの加入を勧める郵便物が届いていた。昨年4月にワシントンDCに赴任して1年がた…
2024年6月17日
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治安悪化のDC 警察予算を減らした特別区議会議員のリコール請求も 清水梨江子
ワシントンDC
11月の大統領選挙に向け、米国ではさまざまな世論調査が行われている。中でも、有権者が何を重視して投票するのかを把握するため…
2024年6月3日
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米中対立のはざまのティックトック 大統領選を巡る政争の具にも 平田智之
ワシントンDC
中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」禁止法が4月24日、バイデン大統領の署名により成立した。外国の敵対者…
2024年5月27日
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「路上で寝る権利」の是非は? 注目集まる最高裁判決の行方 井上祐介
ワシントンDC
米国経済は新型コロナウイルス禍からの回復を続けている。実質GDP(国内総生産)成長率は2024年1~3月期まで8四半期連続…
2024年5月20日
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米国で日本の小説が人気 翻訳者が増えAIツールも貢献 小林知代
ワシントンDC
米国で日本の人気を感じられる分野の一つに小説がある。日本語による小説の英訳本が爆発的に売れているという。 ワシントンDCで…
2024年5月7日
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崩落した米国国歌ゆかりの橋の再建を巡っても起きる党派対立 吉村亮太
ワシントンDC
米東部メリーランド州のボルティモア港にかかる全長2.6キロの「フランシス・スコット・キー橋」の橋脚にコンテナ船が衝突し、崩…
2024年4月22日
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日米友好の象徴「ポトマック川の桜」一部除去へ 西田進一郎
ワシントンDC
米首都ワシントンの春の風物詩と言えば、ポトマック川沿いの桜だ。入り江である「タイダル・ベイスン」の周囲は、3月から4月の開…
2024年4月8日
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米国で進む「脱中国」と「分断」は日本の好機では 多田博子
ワシントンDC
希望と不安が入り交じる新年度スタートとなる日本の4月。だが、米国では新年度の緊張感を味わうことは少ない。政府の会計年度は1…
2024年4月1日
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大統領選の争点となる移民問題 国境警備強化法案で強まる舌戦 嶋田恵一
ワシントンDC
15州の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を直前に控え、バイデン大統領とトランプ前大統領は2月末、テキサス…
2024年3月25日
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米国でも浸透する中国ECサイト 関税免除規定の利用に議論沸騰 清水梨江子
ワシントンDC
スポーツ界最大の祭典ともいわれる「スーパーボウル」の夜、米国の人々はテレビの前にくぎ付けになる。平均視聴者数は1億2000…
2024年3月11日
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バイデン政権がLNG輸出の承認を一時停止 背後に民主党内の政治的均衡 平田智之
ワシントンDC
バイデン政権は1月26日、自由貿易協定(FTA)を結んでいない国への液化天然ガス(LNG)の輸出承認を一時的に停止すると発…
2024年3月4日
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スウィフトさんも陰謀論の対象 大統領選の接戦予想が背景に 井上祐介
ワシントンDC
1月、ワシントンDCに3年ぶりに戻ってきた。以来、最も話題に挙がった人物は誰か。振り返ると、それはバイデン氏やトランプ氏で…
2024年2月26日
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MAITAKEにSANMAI OROSHI 日本語も取り込む多様な米国の食文化 小林知代
ワシントンDC
米国における日本食文化の浸透には目を見張るものがある。食生活の中で多くの日本語がそのまま使われていることも人気の証拠である…
2024年2月13日
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ワシントンを驚かせたプロ2チームのホーム移転 吉村亮太
ワシントンDC
東京都の面積の13分の1しかない首都ワシントンDC(コロンビア特別区)の人口は70万人に満たない。しかし、隣接するバージニ…
2024年2月5日
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今年最大の国際的リスクは米国内政 高まる政治的暴力への懸念 西田進一郎
ワシントンDC
年始の話題の一つが、その年の国際情勢の展望や起こりうる危機に関する評価だ。調査機関や研究機関などが独自の視点と情報網で分析…
2024年1月29日
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現実味増す「トランプ再来」が同盟国の外交・安保に落とす影 多田博子
ワシントンDC
「トランプ前大統領が勝利したらどうなるのだろうか」。大統領選まで1年を切り、内政・外政の両面でバイデン大統領が対応に苦慮する…
2024年1月15日
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「EUAIA対応のAIEO」 略語が飛び交うDCで駆け引きが始まる 嶋田恵一
ワシントンDC
ワシントンDCで会話をしていると、言葉の頭文字による略語(アクロニウム)がよく出てくるため、事前に勉強をしておかないと話に…
2024年1月4日
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人工妊娠中絶が争点化する米国 「禁止反対」で勢いづく民主党 清水梨江子
ワシントンDC
2023年11月7日、民主党はにわかに歓喜に沸いた。同日実施されたケンタッキー州知事選、バージニア州議会選、ペンシルベニア…
2023年12月18日
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ガザ紛争が米大統領選に飛び火 揺れる民主党の支持基盤 平田智之
ワシントンDC
イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃が端緒となったパレスチナ自治区ガザ地区の紛争。パレスチナ側とイスラエル側の対立は…
2023年12月11日
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“毒をもって毒を制す”オーバードーズ対策 米国流の割り切り方とは 峰尾洋一
ワシントンDC
国民1人当たりの自動販売機の設置台数は日本が世界一だそうだ。自販機の創造性でも日本は突出しているというが、間違いなく日本に…
2023年11月27日
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キセルや万引きがはびこる米国 セルフレジ廃止の店舗も 小林知代
ワシントンDC
米国は無差別な銃撃のみならず、キセル乗車やスーパーでの万引きなど、小さい盗みや悪事がはびこる不正直な社会であると強く感じる…
2023年11月13日
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下院議長選で迷走の共和党は選挙に向けた求心力を取り戻せるか 吉村亮太
ワシントンDC
下院共和党の迷走がようやく収まった。当時の状況は、かじの壊れた船にもしばしば例えられた。共和党議員8人に民主党議員208人…
2023年11月6日
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米国女性政治家の草分け90歳で死去 米政界の高齢化に改めて注目 西田進一郎
ワシントンDC
米国で女性政治家の草分けとされる民主党重鎮のダイアン・ファインスタイン上院議員が9月に死去した。西部カリフォルニア州サンフ…
2023年10月30日
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労組の組織率最低級でも増える労働争議 背景に人手不足と“製造業回帰”政策 多田博子
ワシントンDC
今年は労働争議の多い年である。ハリウッドから自動車ビッグスリー、物流、看護師など、米国では上半期だけで312のストライキが…
2023年10月23日
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隣人の子どもに依頼する芝刈り費用の切実事情 嶋田恵一
ワシントンDC
「近くで用事があり、あなたの家の前を通りましたが、芝生が伸びているようです。もしよかったら庭師を紹介しましょうか」 4月末に…
2023年10月16日
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全米雇用統計のサンプル世帯になって考えた 清水梨江子
ワシントンDC
初夏のある日、ワシントンDCにある我が家のチャイムが鳴った。玄関先に出てみると、タブレット端末を持った男性が、にこやかに顔…
2023年10月2日
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米国内での送電網への接続阻む許認可の壁 平田智之
ワシントンDC
米バイデン政権は、脱炭素を掲げつつ、内外からの投資促進を狙い、インフラ投資雇用法やインフレ抑制法などの大型法案を成立させて…
2023年9月25日
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巨額赤字の首都の足 頼みの連邦追加補助金は来季ゼロに 峰尾洋一
ワシントンDC
ワシントンDCの地下鉄は営業キロ数208キロで、米国ではニューヨーク(399キロ)に次ぐ長さを誇る。こう書くと非常に立派に…
2023年9月11日
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子供の体育にも広がる米国のスポーツ・デバイド 小林知代
ワシントンDC
今春、ワシントンDCにあるアフリカ系アメリカ人の名門大学、ハワード大学が、北東部大学競泳大会で35年ぶりに優勝するというニ…
2023年9月4日
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大統領選に第3の選択肢「ノー・レーベルズ」登場 吉村亮太
ワシントンDC
2024年の米大統領選の予備選の開始まで半年を切ったせいか、選挙戦の行方について意見交換する機会が増えてきた。現段階で確信…
2023年8月28日
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陰謀論めく発言繰り返すJFKのおい 米大統領選“出馬”の波紋 西田進一郎
ワシントンDC
米国で「最も有名な一家」と称されるのが「ケネディ家」だ。その名門に最近、さざ波が立っている。きっかけは、ロバート・ケネディ…
2023年8月21日
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集まるヒト・カネ・情報が米国の力 近ごろはモノも 多田博子
ワシントンDC
先日、米国赴任後初の確定申告を行ったが、そのメッシュ(網目)の細かさに驚いた。筆者のような駐在員が、日本で受け取る給与やボ…
2023年8月7日
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自殺防止の専用ダイヤル「988」 精神疾患の危機を救えるか 峰尾洋一
ワシントンDC
昨秋に実施された調査結果によると、米国民の9割が「米国が精神疾患の危機に瀕(ひん)している」と考えているようだ。自殺率(人…
2023年7月31日
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医療分野の性差研究に根強い男女格差の是正求めるキャンペーン 小林知代
ワシントンDC
米国において、連邦政府の資金を使った臨床研究に女性やマイノリティーを参加者として含めることを義務づけた法律「NIH(米国立…
2023年7月24日
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ワシントン市街に最も近いレーガン空港の規制巡り議論過熱 吉村亮太
ワシントンDC
春先あたりからロビイング合戦が繰り広げられ、メディアや街角でも意見広告が目に留まるようになっていたが、議会が2週間に及ぶ独…
2023年7月10日