ワシントンDC
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超党派で強まる対中強硬論 首脳会談探るバイデン政権に圧力 西田進一郎
ワシントンDC
社会の分断が目立つ米国では、銃犯罪や人工妊娠中絶、人種差別をはじめ、あらゆる問題への対応を巡って民主党と共和党が激しく対立…
2023年7月3日
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地政学やESGなどに惑わぬバフェット氏 シンプルな4原則で株主に利益還元 多田博子
ワシントンDC
コンサルタントとの会話で「ジオ・ストラテジー」という造語を耳にした。地政学を踏まえた経営戦略という意味らしい。 ワシントン…
2023年6月19日
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懸念材料の多いドル決済システム 人民元は代替になれるか 鈴木洋之
ワシントンDC
最近、ワシントンDCでは、米ドル覇権の継続を不安視する議論が目に付くようになった。無理もない。ロシアのウクライナ侵攻後、米…
2023年6月12日
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多重事実婚のポリアモリー マサチューセッツ州で権利を認める条例拡大の動きも 峰尾洋一
ワシントンDC
生物学上の1組の男女が出会い、2人は結婚し、夫婦になる。子供が生まれ、彼らが両親になる。こうした一昔前までの常識でくくれな…
2023年6月5日
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移民の女性リーダーが米政府の新たな“顔”に 小林知代
ワシントンDC
人工知能(AI)の進化や普及に伴い、新技術を悪用した事件が増えてきている。SNS(ネット交流サービス)に投稿された動画など…
2023年5月29日
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需要回復が好調な空の旅を待ち受ける暗雲とは 吉村亮太
ワシントンDC
この3年間、飛行機で行くような旅行から遠ざかっており、「今年の夏休みこそ少し足を延ばそう」と思っている人が多いのではないだ…
2023年5月15日
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米外交官に相次ぐ体調不良「ハバナ症候群」 “攻撃”の可能性は低いものの謎は深まる 西田進一郎
ワシントンDC
世界各地で勤務する米外交官らは近年、原因不明の体調不良を訴えてきた。「ハバナ症候群」と呼ばれるものだ。これについて、米国の…
2023年5月8日
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手薄な米国の産休育休制度 誇りと工夫で自分の地位守る 多田博子
ワシントンDC
近く第1子が生まれる米国人の同僚から育児休暇について相談を受けた。連邦・州政府レベルの制度を調べてみたが、あまりの手薄さに…
2023年4月24日
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米国が主観的に使うJustice “公正”の基準すら政治問題に 鈴木洋之
ワシントンDC
最近、米国での社会問題に関する議論において「Gender Justice」「Environmental Justice」な…
2023年4月17日
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退役米軍人は1650万人 身近で敬われる存在 峰尾洋一
ワシントンDC
米国を飛行機で旅行したことのある人は、制服を着た軍人がファーストクラスの客より先に優先搭乗する光景を見たことがあると思う。…
2023年4月3日
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米国社会で存在感高まるアジア系 アカデミー賞でも初の主演賞 小林知代
ワシントンDC
華やかな歌や踊り、ファッションが米国の春を彩るアカデミー賞。今年の授賞式は、アジア系移民にとって重要な意義を持つイベントに…
2023年3月27日
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州境の小さな町の脱線事故が政治ショーに 吉村亮太
ワシントンDC
オハイオとペンシルベニアの州境に近いイーストパレスティーンの町で2月3日、150両編成(全長3キロ弱)の貨物列車の3分の1…
2023年3月20日
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全米が揺れた!“飛行物体”騒動 バイデン政権は指針作りへ 西田進一郎
ワシントンDC
北にカナダ、南にメキシコという友好的な隣国に囲まれ、東西は大西洋と太平洋で隔てられているのが米国だ。外側から物理的に主権を…
2023年3月13日
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“信頼”こそ日本のキラーコンテンツ “三方良し”の日米連携を 多田博子
ワシントンDC
米国人の同僚が財布を無くした。中には運転免許証、日本のマイナンバーに相当する米国のソーシャル・セキュリティー・ナンバー証、…
2023年3月6日
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気候変動対策の新課題「公正な移行」が米国世論を複雑化 鈴木洋之
ワシントンDC
気候変動を巡り、2022年は脱炭素とエネルギー安全保障を巡る「ジレンマ」に悩む年となったが、23年は脆弱(ぜいじゃく)な国…
2023年2月27日
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トランプ派にハイジャックされた星条旗 溝口健一郎
ワシントンDC
ワシントンDCを歩いていて、よく目につくものの一つが星条旗、米国の国旗である。ホワイトハウスや連邦議会議事堂をはじめとして…
2023年2月20日
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物議醸す「肥満は遺伝」発言 給食にも原因が垣間見られ 峰尾洋一
ワシントンDC
米国で暮らす中で頻繁に耳にする単語がある。「Obesity(肥満)」だ。最近の調査では、米国人の肥満率は男女共に32.6%…
2023年2月13日
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街をピンクに染める全米桜祭り 市街地活性化の役割も 小林知代
ワシントンDC
今年もワシントンDCに全米桜祭りの季節がやってくる。110年前に日本から贈られた桜の開花を祝うこのイベントは、全米各地で開…
2023年2月6日
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今度はガスコンロ! 米国の分断の象徴に 吉村亮太
ワシントンDC
米国駐在は今回で3回目となる。着任してアパート探しをする際に、立地、不動産価格、間取りと同じくらい重視している項目に、台所…
2023年1月30日
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米最高裁の“ちゃぶ台返し”に備え、同性婚などを保障する法律が成立 西田進一郎
ワシントンDC
米国で同性どうしが結婚する権利を連邦レベルで保障する「結婚尊重法」が昨年12月に成立した。同性婚が既に広く認められている中…
2023年1月23日
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今年はケネディ没後60年 今こそ「Courage」を 多田博子
ワシントンDC
2023年11月22日は、46歳の若さで非業の死を遂げた第35代米大統領ジョン・F・ケネディ(JFK)の没後60年である。…
2023年1月16日
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協力の糸口見いだせぬ米中 冷静な分析求められる日本 鈴木洋之
ワシントンDC
バイデン政権は、1月20日で発足から3年目を迎えるが、外交政策の最優先課題は、「対中政策」が不動の地位を確保し続けている。…
2023年1月10日
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“スウィフティーズ”は米大統領選を揺るがすか 溝口健一郎
ワシントンDC
筆者が米人気歌手、テイラー・スウィフトのコンサートでワシントンDC郊外のフェデックスフィールドスタジアムに行ったのは、20…
2023年1月4日
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「父親が違う子どもたち+母親」は米国で珍しくない「家族の形」 峰尾洋一
ワシントンDC
黒人コミュニティーに所属する友人と話していて、少し驚かされた話がある。彼女の子どもが通う学校に、母親が子ども5人を育ててい…
2022年12月19日
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認知症の母親を介護する一人娘のSNS動画に270万人が共感 小林知代
ワシントンDC
米国の認知症患者数は年々増加している。国際アルツハイマー病協会(ADI)によると、現在650万人が認知症を患い、2050年…
2022年12月12日
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2週間で確定しない米中間選挙 当局の慎重姿勢で遅れに拍車 吉村亮太
ワシントンDC
国政選挙の投票日は「偶数年の11月の第1月曜日の翌日の火曜日」と連邦法で規定されている。つまり、11月2〜8日の火曜日とな…
2022年12月5日
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4年遅れでダレス空港に地下鉄延伸 利便性上がるも利用客は? 西田進一郎
ワシントンDC
米首都ワシントンDCの中心部と、郊外にある「空の玄関口」のダレス国際空港がようやく地下鉄でつながった。これまではタクシーと…
2022年11月28日
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米国から見た日本は同志?仲間?トモダチ? 多田博子
ワシントンDC
日本の入国規制が緩和され、日米間の人的交流が活発化している。日本人旅行客にとって、長いフライトの後の米空港での入国審査は最…
2022年11月21日
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太平洋の島国に米が熱視線 背景に中国の存在感 鈴木洋之
ワシントンDC
インド太平洋地域のインフラ協力は、日米の2国間の枠組みに加え、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」や、「インド太平洋経済…
2022年11月14日
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いまや半導体は“国家の生命線” 溝口健一郎
ワシントンDC
7月に愛車スバルを手放した。冬にも強く、軽快な走りのフォレスターは気に入っていたのだが、走行距離が6万マイル(約9万600…
2022年11月7日
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首都に連れ添ってきた赤線が地価高騰で消えるアメリカ的合理性 峰尾洋一
ワシントンDC
筆者がワシントンDCに住んだ印象は、「ワシントン=永田町+霞が関+上野」だ。その他の街の機能はあるものの、目立つのは連邦議…
2022年10月31日
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バイデン政権の「食は医なり」キャンペーンは日本の得意分野 小林知代
ワシントンDC
米ホワイトハウスは先月(9月28日)、飢餓の撲滅や、食に関連した慢性疾患を減らすことを狙いとする対策会議「食・栄養・健康サ…
2022年10月24日
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DC市民が選択を迫られる新チップ制度の行方 吉村亮太
ワシントンDC
米国ではチップは避けて通れない。心が狭いといわれるかもしれないが、必要以上に渡すのはもったいない。逆に少な過ぎてケチと思わ…
2022年10月17日
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米ホワイトハウスの「顔」は誰? 発信力は中間選挙にも影響 西田進一郎
ワシントンDC
米ホワイトハウスの「顔」である大統領報道官の存在感が薄れている。4月の当欄では、サキ報道官(当時)が退任すれば、バイデン政…
2022年10月11日
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労働生産性の日米格差を「仕事を楽しむ」ことから考える 多田博子
ワシントンDC
「お宅は週に何回出社ですか?」。ワシントンDC駐在員間では、働き方に関する話題がしばしば交わされる。今やテレワークとオフィス…
2022年10月3日
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台湾情勢は「新常態」に 岐路に立つ曖昧戦略 鈴木洋之
ワシントンDC
8月2日のペロシ米下院議長の台湾訪問後、ワシントンDCの国際政治専門家の間では、今後の台湾情勢の「ニューノーマル」(新常態…
2022年9月26日
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出た!史上3位の当たり13億ドル 宝くじに見るアメリカンドリーム 溝口健一郎
ワシントンDC
宝くじ「メガミリオンズ」で7月末、13億ドル(約1800億円)の当たりが出た。くじは1枚2ドルで2桁の数字を6種類選ぶ方式…
2022年9月12日
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コロナ禍で仕事への“熱意”が冷めた米国 そんな変化を“仕事”にするのも米国=峰尾洋一
ワシントンDC
今年1月、米メディアFOXニュースが行った、とあるインタビューが注目を集めることとなった。インタビューされたのは、米国の掲…
2022年9月5日
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プロチーム名も祝日も 北米先住民差別の見直し広がる=小林知代
ワシントンDC
ローマ教皇が今年7月、カナダ西部のアルバータ州を訪れ、長年の先住民に対する虐待に対してざんげし、許しを求めた。1880年代…
2022年8月29日
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議会休会で選挙戦が過熱する8月、お疲れの米国民はどうしのぐ?=吉村亮太
ワシントンDC
前回の大統領選から1年半以上が経過したのに、トランプ前大統領は敗北をいまだに認めようとしない。昨年1月6日の議事堂乱入事件…
2022年8月22日
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南北戦争終結157年 消えつつある南部連合の象徴=西田進一郎
ワシントンDC
米連邦議会の議事堂を訪れる見学者たちに最も人気があるのは、中心にある円形の大広間「ロタンダ」だろう。だが、その南側にある「…
2022年8月16日
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米国流キャリア形成術「学びは続くよ、どこまでも」=多田博子
ワシントンDC
ワシントンDCで出会う人には高学歴者が多い。米国人に関しては、基本は大学院修士以上で、MBA(経営学修士)と通常の修士号の…
2022年8月1日
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バイデン政権のIPEFが意外に多くの国を集めた理由=鈴木洋之
ワシントンDC
新経済枠組みに期待高まる インド太平洋に「広い網」=鈴木洋之「Spread your net wide(網を広げろ)」 筆者…
2022年7月25日
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米国への投資勧誘の裏にある保護主義と対中警戒=溝口健一郎
ワシントンDC
投資呼び込む一大イベント 「アメリカを選んで!」=溝口健一郎 6月末に「2022セレクトUSA投資サミット」がワシントンDC…
2022年7月18日
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首都境界を示す標石がDCの外にもある歴史的事情=峰尾洋一
ワシントンDC
黒人問題の複雑さ示すバージニア州の首都礎石=峰尾洋一 バイデン大統領が「ジューンティーンス」を米連邦の祝日にしたのは2021…
2022年7月11日
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日系人収容所跡で10年前に見つかった野バラにピンクのつぼみ=小林千代
ワシントンDC
80年ぶりに開花した奇跡のバラ 強制移住耐えた日系人の歴史=小林知代 不毛地帯が広がるコロラド州で見つかった野バラの花が、8…
2022年7月4日
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現実的な銃規制策、超党派で協議=吉村 亮太
ワシントンDC
乱射事件で犠牲者続出高まる銃規制の機運=吉村亮太 親の仕事の関係で筆者は1970年代中ごろをワシントンDCで過ごしたが、当時…
2022年6月27日
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米軍が粉ミルク空輸大作戦に乗り出したわけ=西田進一郎
ワシントンDC
「粉ミルクを空輸せよ」バイデン政権の危機感強く=西田進一郎「オペレーション・フライ・フォーミュラ」。米バイデン政権が国防総省…
2022年6月20日
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石油はドンドン掘れる?見通し難しい米エネ政策=多田博子
ワシントンDC
民主党「石油増産」で再注目の合言葉インフレ抑え有権者の支持狙う=多田博子「ドリル・ベイビー・ドリル(石油をドンドン掘れ)」こ…
2022年6月13日
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脱炭素化とエネルギー安保の共存戦略を考える=鈴木洋之
ワシントンDC
石油・ガス増産と気候変動政策両立狙うバイデン政権の思惑=鈴木洋之「エネルギー転換・脱炭素化政策と、経済・外交や安全保障のため…
2022年6月6日