掲載記事 23件
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現代ロシアの「インテリゲンツィヤ」はどこにいる=本村凌二
歴史書の棚
19世紀ロシア帝政下に自由を求めた思想家たちの実像を探求 ソ連からロシアになって30年以上がたった。いくぶんか社会の自由度も…
2022年7月1日
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オスマン帝国後宮で何が行われていたか=本村凌二
歴史書の棚
最新研究成果と共に描く イスタンブールの旧市街を見下ろす小高い丘の上にトプカプ宮殿がある。15世紀半ば、東地中海に君臨するビ…
2022年6月3日
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インテリからエンターテイナーまで。ローマ皇帝10人の個性を解説
歴史書の棚
皇帝たちの多彩な個性と帝国統治への影響を解説=本村凌二 アウグストゥス帝は史上まれなほど幸運な為政者だった。カエサルの後継者…
2021年9月3日
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遺された258通もの手紙から、画家ゴヤの精神世界を読む
歴史書の棚
年代順の編集の中から画家の精神世界を知る=本村凌二 マドリードのプラド美術館を訪れると、スペインに来たなという実感がわく。と…
2021年7月30日
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心の自由に至る道説く 奴隷出身哲学者の書
歴史書の棚
心の自由に至る道説く 奴隷出身哲学者の書=本村凌二 ストア派の哲人皇帝マルクス・アウレリウスの『自省録』をひもとけば、皇帝が…
2021年5月28日
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人にとって部屋とは何か アナール派重鎮探求の書=本村凌二
歴史書の棚
フランスでホテルに泊まると、部屋(chambre)を指定される。この言葉は「個人用の部屋」を意味し、とくに「寝室」を指すら…
2021年3月26日
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「眩しさ」から分断国家へ 史実と実感で記す米国史=本村凌二
歴史書の棚
戦後すぐに生まれた団塊世代の青少年時代、アメリカは輝いていた。白黒テレビシリーズの『サーフサイド6』では、マイアミビーチを…
2020年11月27日
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あの大劇作家もまた為政者と無縁でない時代=本村凌二
歴史書の棚
「世界はすべてお芝居だ。男と女、とりどりに、すべて役者にすぎぬのだ」とは、シェイクスピアの有名な科白(せりふ)である。とはい…
2020年10月30日
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調和、公平、自立 時空をまたぐ哲学の旅へ=本村凌二
歴史書の棚
「思いに気をつけなさい、思いは言葉になります。言葉は行動になり、行動は習慣になり、習慣は性格になります。そして、性格は運命に…
2020年9月4日
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各時代の世界が一目瞭然 画期的な歴史地図に学ぶ=本村凌二
歴史書の棚
ときには掛け値なしに薦めたい本がある。今役立つだけでなく、一生にわたっていつでも使えそうな教養本でもある。DK社編著、スミ…
2020年7月24日