N.Y. インスタ映え狙い キャンディーの祭典=津山恵子
有料記事
ニューヨーク市マンハッタンのミッドタウンにこの夏、連日出現したイベントの行列。パスポートなどの身分証明書を見せて列に並び、中に入るとスマートフォンで「自撮り」を楽しむ若い女性たちでいっぱいだった──。そのイベントとは、夏限定でオープンした「キャンディートピア」。キャンディーの“博物館”だ。あまりの人気に秋を迎えても開催期間を延長している。
会場内はキャンディーの種類ごとに部屋が分かれていて、どこの部屋でもキャンディー食べ放題だ。壁の色はピンクや明るい緑、黄色と鮮やかで、色とりどりの粒キャンディーを並べて描いた絵画がかかる。またキャンディーでできた子豚やサメ、宇宙飛行士の人形も並び、マシュマロのプールがあり、来館者がそこに飛び込んでは自撮りを楽しんでいる。
残り278文字(全文610文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める