バンコクの安宿街、カオサンの名物屋台が日中の営業禁止に=澤木範久
有料記事
タイ・バンコクの安宿街カオサンで、名物の屋台が「歩行路の確保」を理由に日中の営業を禁止された。夜間は営業できるが、観光客も売り上げも激減。反対派は「屋台はタイの魅力ある文化」と、規制を批判している。
カオサンは通りの両側に安宿やバー、商店が並び、歩道や車道の一部に屋台が雑然と出て、食べ物や衣服などを売っていた。ところが8月から、バンコク首都庁は屋台の営業を午後6時から12時までに制限。タクシー運転手は「昼間の観光客が激減した」と嘆く。コ…
残り333文字(全文554文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める