12億円もかかったタワマンの大規模修繕金
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タワーマンションの“難題” 大規模修繕に「12億円」 大幅な積立金の引き上げも=米山秀隆
近年、タワーマンションが数多く建設され、今後の供給計画も後を絶たない。不動産経済研究所によれば、2018年以降に完成予定の超高層マンション(20階建て以上)は294棟・10万8757戸(18年3月末時点)に上る。うち都区部での供給計画は123棟・5万5570戸に達し、戸数ベースで51%を占める(表)。20年の東京五輪・パラリンピックの選手村にも、大会後、超高層マンションが建つ。
超高層マンションは、1976年竣工の与野ハウス(埼玉県さいたま市)が最初で、その後、供給はあまり増えなかったが、00年前後から都市再生の波に乗り、規制緩和の効果もあって急速に供給が増えた。
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週刊エコノミスト
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