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N.Y. エリート高校無試験枠 人種多様化狙い導入も=冷泉彰彦

     米国の公立高校には一般的に入学試験がない。だが、ニューヨーク市内のブロンクス科学高校など「エリート校」とされる8校では、毎年9月から10月に「特別高校入試(SHSAT)」と呼ばれる筆記試験があり、入学定員約3700人に対し約3万人が受験する。この制度は「エリート高校システム」などと呼ばれ、80年以上にわたって公平さが支持されてきた。

     しかし同市のビル・デブラシオ市長は、8校の入学者が事実上、四つの学区の中学出身者に限られ、白人とアジア系で独占しているとして2018年6月、「高校における人種統合」と銘打った改革案を発表。黒人とヒスパニック居住区に住むトップレベルの生徒が自動的にこれら8校に入学できる「無試験枠」を導入する。筆記試験を一部廃止して人種構成を多様化させるのが狙いだ。

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