スウェーデン クリスマスの肉料理 食卓から消える日も?=綿貫朋子
有料記事
「ユールシンカ」はスウェーデンの伝統的なクリスマス料理だ。「クリスマスハム」を意味し、マスタードなどを塗り、パン粉をまぶしてオーブンで焼くのが一般的だ。1月上旬まで続くクリスマスシーズンには欠かせない食材で、業界団体のスウェーデン食品連盟によると、クリスマス食品の人気ランキングではトップだ。
ところが、その人気は低下傾向にある。2013年の人気度は約35%だったが、18年は25%に低下。また動物保護団体の調査では「クリスマスハムがなくても問題ない」という人が36%に上り、特に18~29歳では49%となっ…
残り383文字(全文637文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める