投資・運用負けない投資信託2019

ポイント投資 元手なしで投信が買える クレディセゾン、ドコモなど導入=村田晋一郎

(注)*1マネックス・セゾン・バンガード投資顧問はロボットアドバイザー「MSV LIFE」を運用*2お金のデザインはロボットアドバイザー「THEO」を運用 (出所)各社資料を基に編集部作成
(注)*1マネックス・セゾン・バンガード投資顧問はロボットアドバイザー「MSV LIFE」を運用*2お金のデザインはロボットアドバイザー「THEO」を運用 (出所)各社資料を基に編集部作成

 投資信託の手軽な入り口として、ポイントサービスのポイントを利用して投資を行うサービスが広がっている。ポイントによる投資は、利用者が既にためているポイントを利用するため、ある意味で元手はゼロで始められる気軽さがある。一時的に損失が発生したとしても、現金を失うよりもポイントを失うほうが、精神的なダメージは軽微で済むと見られる。

 三菱UFJ国際投信が2018年11月に実施した「ポイント投資に関するアンケート」では、ポイント投資を始めた理由として、「ポイントなら実際のお金と違い、損をしてもいいと思ったから」が「ポイントを増やせそうだったから」に続く2番目に挙がっている。ポイント投資は、これまで投資を全く行ったことがない人にとっては、心理的なハードルを下げ、投資への間口を広げることになる。

残り841文字(全文1186文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事