キャッシュレスだけじゃない 未来型スーパーの新潮流=藤原裕之
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カメラやセンサー技術の活用で、スーパーをはじめとする食品小売店のキャッシュレス化や無人化が進んでいる。米アマゾン・ドット・コムが2018年1月に米西部シアトルでオープンした「アマゾンGO(ゴー)」は、入店時にスマートフォンでチェックインすれば商品を手に取って店を出るだけで自動決済されるジャストウオークアウトの仕組みで、注目を集めた。
こうした新しい買い物体験を提供する未来型のスーパーで先を行くのが中国だ。電子商取引(EC)最大手のアリババが手掛けるキャッシュレスのスーパー「フーマー(盒馬鮮生)」は16年に開店し、現在は中国内に88店舗を展開。22年までに2000店舗にする目標を打ち立てている(図1)。
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週刊エコノミスト
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