今週のポイント ブラジル・金融政策決定会合(3月19、20日) 新総裁就任後初の声明に注目=神戸雄堂
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3月19、20日にブラジルで金融政策決定会合(COPOM)が開かれ、政策金利(SELIC)が決定される。ブラジル中央銀行(以下、中銀)は、前回の2月5、6日の会合で、市場の予想通り政策金利を7会合連続で過去最低の6.50%に据え置いた。3月の会合では、引き続き政策金利を据え置く公算が大きいものの、ロベルト・カンポス・ネト新総裁が就任して初めての会合になるため、声明が注目される。
ブラジルでは2016年初からレアル高に転じると、インフレ率が大きく鈍化したため、中銀は16年10月から18年3月にかけて12会合連続で利下げを行い、政策金利は過去最低の6.50%となった。
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週刊エコノミスト
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