今週のポイント 中国GDP、1~3月期は6.4%で横ばいか=三尾幸吉郎
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中国国家統計局は4月17日、2019年1~3月期のGDP(国内総生産)を発表する。前回の10~12月期は実質で前年比6.4%と、前四半期の同6.5%を下回り、3四半期連続の減速となった(図)。
これまでの流れを振り返ると、18年の中国経済は債務圧縮(デレバレッジ)を背景にインフラ投資が減速した。それに追い打ちをかけたのが米中貿易戦争で、「中国製造2025」に対する先行き不透明感が強まり投資意欲は減退、景気を悪化させた。そして中国株は大きく下落し、消費者マインドに打撃を与え、自動車など高額消費が落ち込むこととなった。そして、今回発表の成長率は前四半期を小幅に下回るとの予想が多い。
既に公表された1~2月期の景気指標を確認すると、製造業PMI(中国国家統計局)は50%を割り込んだものの、非製造業は堅調だ。
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週刊エコノミスト
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