国際・政治失速!米国経済

相場プロの米国株展望 昨秋の暴落局面の再現も=市岡繁男

     NYダウは9月上旬までに新高値の2万7000ドルを付けた後、年末は2万1000ドルまで下落する可能性がある。

     昨年7月、キッシンジャー米元国務長官は英『フィナンシャル・タイムズ』紙のインタビューで、トランプ米大統領のことを「一つの時代の幕引きをする人物」と評した。実際、対中貿易政策を巡るトランプの失策で長短金利が上昇し、金融市場が繁栄した時代は今秋にも終焉(しゅうえん)を迎えるだろう。

     米国は国債発行額の4割を外国に依存する世界最大の債務国だ。そのうち中国の米国債保有額は発行残高の1割弱にもなるので中国が米国債を新たに買わないだけで長期金利は上昇する。更に中国から輸入する消費財に25%の関税を賦課するのだから物価も上昇する。昨秋の株価下落は金利上昇がきっかけだったが、今年も同じことが起きるということだ。

    残り206文字(全文563文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月9日号

    最強の米国株&経済16 ダウ3万8000ドルの声も 「買い参戦」する日本の個人 ■市川 明代/白鳥 達哉18 米国株 注目の30銘柄 宇宙旅行やアフリカ版「アマゾン」 ■岡元 兵八郎21 まだある注目銘柄 身近なアップル、ディズニー 国策のテスラやネクステラ ■佐藤 一樹25 ネット証券で買う 定額 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事