投資の12達人に聞く「わが運用哲学」 鎌倉投信 鎌田恭幸
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<鎌倉投信 鎌田恭幸社長>
小さいが“図抜けた”企業に投資する
当社が運用するファンドは直販の「結い2101」のみ。投資哲学は「良い会社を心を込めて応援する」。日本の社会課題を解決するような要素を持った事業性と社会性、両面を持った会社に投資する。他の運用会社と決定的に違うのは、投資先が良い会社であり続ける限りは、銘柄入れ替えをせず、持ち切る点だ。
投資先企業を見るときは、利益性や株価の水準はあまり重視しない。最初に見るのは会社の性格。良い会社かどうかは、評価ポイントを35項目ほど設けて洗い出す。大きく分けると「人、共生、匠」というキーワードで表現している。人の強みを生かす、循環型社会を作る、独自の技術を持っている、などの観点から現在65社に投資している。
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週刊エコノミスト
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