投資の12達人に聞く「わが運用哲学」 アセットマネジメントOne 岩谷渉平
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<アセットマネジメントOne 岩谷渉平ファンドマネジャー>
目の前の「数十倍銘柄」を直視する
この先、爆発的な利益成長が期待できる銘柄に投資するのが「DIAM新興市場日本株ファンド」だ。ファンドに組み入れている各企業への投資開始時期は、株式公開直後が多い。銘柄選定では創業動機を重視する。経営者が、なぜそのビジネスを始めたのか、人生をかけて社会の課題を解決していく姿勢があるかを見る。医療・教育・製薬・働き方など世の中が抱えている大きな課題に対し、その先端で取り組む銘柄に投資する。
足元の業績から審査すると減収減益の企業は投資対象から外れてしまう。財務面の定量分析も大切だが「自分の子供を就職させるならどこが良いか、身の回りにあるサービスが良い会社はどこか」という視点が大切だ。
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週刊エコノミスト
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