穀物 供給逼迫で上値試す=柴田明夫
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米中貿易戦争の長期化を背景に低迷を続けていたシカゴ穀物価格が5月末に急反騰した。トウモロコシは同30日に1ブッシェル=4・36ドルを付け5年ぶりに4ドル台を回復。同13日の安値から30%の上げだ。大豆、小麦も各8ドル、4ドルの節目を大きく回復。背景は米中西部穀倉地帯の天候不順だ。
その穀倉地帯では春先以降、低温・大雨・洪水により、トウモロコシ、大豆の作付けが大幅に遅…
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週刊エコノミスト
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