国際・政治闘論席

池谷裕二の闘論席

     昨年10月、クリスティーズのオークションで絵画「エドモンド・デ・ベラミー」に43万2500ドルの値がついた。予想をはるかに上回る落札金額に会場がどよめいたのも無理はない。画家は人工知能(AI)である。AIの作品が世界規模のオークションに出品されたのは初めてだ。

     AIを開発したフランスの研究者3人は、絵画の訓練を受けたことのない素人集団。創作アルゴリズムもシンプルで、斬新な計算原理が使われているわけでもない。

     芸術とは一体何なのか──。深い疑念が湧き上がる。

    残り565文字(全文796文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月24日号

    日本経済総予測第1部14 富裕層にアベノミクスの恩恵 「消費の二極化」鮮明に ■浜田 健太郎/岡田 英17 2020年の主な国内イベント18 インタビュー リチャード・クー 野村総合研究所主席研究員、チーフエコノミスト 「中立な『財政委員会』設置し今こそ財政出動と構造改革を」20 外需 米予防緩和で [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット