モスクワでは外食産業の発展が著しく、最近人気を博しているのがフードコートやレストランが集まった「デポ・モスクワ」だ。

　開店は約１年半前の２０１８年３月。総面積は１万７０００平方メートルを誇り、ロシアメディアによると、自国にとどまらず、欧州大陸でも最大の外食施設になるという。

　デポとはロシア語で倉庫を意味する。１８７０年代から２０１４年までの１世紀半、バスや路面電車の車庫として使われてきた建物…