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長期金利 日銀オペでマイナス圏=徳勝礼子

 3月までの金利変動は、日本も米国も極めて激しかった。株価の大幅下落による損失を埋めるための債券売りもあり、日本の10年国債利回りは0・09%まで上昇した。日銀の金融政策上、許容できる上限の0・2%に達するにはまだ余裕があったが、通常の倍額の国債買い入れオペを行い、金利上昇を抑制した。

 今後、新型コロナウイルス対策の財政支出を賄うために国債が増発され…

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