今週のポイント 中国GDP(4月17日) 1~3月期は大幅マイナスか=三尾幸吉郎
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中国国家統計局は4月17日に2020年1~3月期のGDP(国内総生産)を発表する。19年10~12月期の成長率は前年同期比6.0%増だったが、今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響でマイナス成長との見方が支配的だ。
すでに発表された20年1~2月の景気指標を見ると、鉱工業生産(実質付加価値ベース)が前年同期比13.5%減、個人消費の代表指標である小売売上高が同20.5%減、投資の代表指標である固定資産投資(除く農家の投資)が同24.5%減と、新型コロナウイルスの打撃は凄(すさ)まじく、成長率に換算すれば前年同期比マイナス10%超という状況だった…
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週刊エコノミスト
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