経済・企業コロナ首都封鎖で沈む・浮かぶ企業

経営者の相次ぐ「手元現金はある」発言=編集部

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、企業経営者からは、事業は打撃を受けているものの資金繰りには問題がないというメッセージが相次ぐ。リーマン・ショックの際に、金融機関の資金目詰まりから資金調達難に陥った苦い教訓があるとみられる。

(編集部)

「手元流動性を高めている。2019年11月ごろから景気の先行きを勘案して対策に乗り出していた。もともと長期の借り入れや社債を減らす予定だったが、もう一度借り換えるなどした」=3月18日付『日本経済新聞』

 日本精工の野上宰門CFO(最高財務責任者)が、同紙のインタビューに答えて。

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