新型コロナウイルスの感染拡大が継続する中で、米主要大型株で構成されるS&P500指数は4月初旬に大幅に反発し、底値からは25％以上の上昇となった。

　米国では人口の95％以上が自宅待機命令の影響下に置かれており、2020年4～6月期の雇用環境や経済指標はリーマン・ショック時を超える悪化となる公算が高まっている。一方で、4月9日に米連邦準備制度理事会（FRB）は企業や地方政府を…