教養・歴史闘論席

古賀茂明

    撮影 中村琢磨
    撮影 中村琢磨

     PCR検査、軽症者・無症状者隔離、医療用具確保など、全て2月から提起されていた課題なのに、新型コロナウイルス対策が後手に回ったのは、日本が他から学ぶ謙虚な姿勢を持てなかったことが大きいのではないだろうか。とりわけ、政府も東京都も、中国、韓国、台湾などをバカにしていたのではないか。「中国と医療先進国の日本は全く違う」「韓国も遅れているからあんなに感染が拡大している」とあざ笑い、台湾のことは気にも掛けなかった。

    「日本の医療と科学技術の水準は世界最高。日本人はきれい好きで手洗いもマスクもする。民度が高いから心配はない」とたかをくくっていたのだ。

    残り546文字(全文819文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月22日号

    EVと再エネ 儲かる金属14 日米欧中の電池大争奪戦 政府と企業の胆力が試される ■金山 隆一18 レアアースのネオジム 双日が豪ライナスに出資 ■小田切 尚登/編集部19 ネオジム磁石 大同特殊鋼とホンダが独自開発 ■編集部20 株価急騰 EVで注目の海外企業はこの5社 ■編集部21 銅 「新しい [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事