経済・企業

「あつ森」人気で絶好調の任天堂“なぜか弱気”な理由

2020年4~6月期に世界で1063万本を販売した「あつまれ どうぶつの森」の画面=任天堂提供
2020年4~6月期に世界で1063万本を販売した「あつまれ どうぶつの森」の画面=任天堂提供

 新型コロナウイルス禍での巣ごもり需要を捉え、ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(通称あつ森)がブームになり存在感を高めている任天堂。人気ソフトに連動してゲーム機の販売も増え直近の四半期決算は絶好調だが、通期の業績は減収減益を予想するなど慎重だ。ライバル社との年末商戦、後継機の開発、目まぐるしく移り変わる業界事情――。絶好調な任天堂が弱気な理由は?

 「誰でも直感的に楽しめる『独自の遊び』で顧客を笑顔にする。これは任天堂の普遍的なDNAだ」

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