投資・運用

スルガ銀行 不正の構図「不動産投資に興味」30代会社員がはまった“ドロ沼”

8年ぶりにCさんの手元に戻った通帳コピー。平成24年3月9日の残高が2205万5471円になっているが、実際は105万5471円だった。残高の数字はすべて改ざんされていた(※画像を一部加工しています)
8年ぶりにCさんの手元に戻った通帳コピー。平成24年3月9日の残高が2205万5471円になっているが、実際は105万5471円だった。残高の数字はすべて改ざんされていた(※画像を一部加工しています)

アパート・マンション融資の“闇”(6)

 東京都内に住む会社員Cさん(39)は、30代前半で不動産投資に興味を持った。今から8年前のこと。不動産業者が主催する投資セミナーに参加してみた。そこで知り合った業者から墨田区の新築アパート1棟、約1億円の物件の購入を勧められた。スルガ銀行横浜東口支店が融資を担当するという。

 時は2012年春。民主党政権下で、日経平均株価は1万円前後だった。安倍晋三政権が発足するのはその年の12月。「アベノミクス」という言葉が広がったのは翌年のことだ。

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