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「巣ごもりで好調」家電業界の未来を考える

パナソニックの炊飯器(左)とアイリスオーヤマの炊飯器=東京都千代田区の家電量販店で2017年9月14日、野村房代撮影
パナソニックの炊飯器(左)とアイリスオーヤマの炊飯器=東京都千代田区の家電量販店で2017年9月14日、野村房代撮影

 コロナ禍の中、旅行業、飲食業など厳しい状況に直面している業界がある一方、巣ごもり特需で活況を呈している業界がある。その最右翼が家電業界だろう。

 2020年の白物家電の出荷額は空気清浄機、ホットプレート、トースター等が伸び、前年比1%増となった。5年連続のプラスで、1996年以来24年ぶりの高水準という。

 またオーディオ機器など黒物家電は薄型テレビが前年比11.5%増となった。タブレット端末などテレワーク関連の売れ行きも好調と聞く。今後も家電の好調は続くのだろうか?

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