マーケット・金融不動産コンサル長嶋修の一棟両断

ホテル不調でも市場大崩れせず/81

    JR京都駅前のホテル群(手前)。GoToトラベルの一時停止で影響を受けた
    JR京都駅前のホテル群(手前)。GoToトラベルの一時停止で影響を受けた

     足元の住宅市場は絶好調。新築、中古、マンション、一戸建てとも順調な売れ行きだ。コロナショックで日経平均株価は昨年、一時1万6000円台に落ち込んだものの、今年に入り2万8000円台となり、3万円台をうかがう勢いとなっている。住宅市場も似たようなものだ。景気指標が悪く、今後も低空飛行が見込まれる中、株式や不動産、そして仮想通貨が上昇を続けている。

     1990年代初めのバブル崩壊や2008年のリーマン・ショックと、今回の状況が決定的に異なるのは、金融機関による貸しはがしがなく、金融システムも破綻していないということだ。例えば、リーマン・ショック時には株価が大暴落して不動産も売れなかった。新築マンションのデベロッパーが手持ちのマンションを投げ売ったものの資金繰りがつかず、複数のデベロッパーが破綻した。中古マンション市場にも波及した。しかし、今回…

    残り790文字(全文1164文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月2日号

    急成長! 水素 電池 アンモニア20 参入続々、実験着々 空前の水素ブーム ■種市 房子23 水素1 水電解装置 “グリーン水素”の大量製造時代へ 世界で400超のプロジェクト ■中園 敦二24 図解で知る1 アンモニアは1兆円市場へ ■和田 肇26 図解で知る2 全固体電池が来る! ■中園 敦二2 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事