炭素税巡り経産・環境省の攻防激化
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炭素税で財源狙う財務省 劣勢の環境省が異例人事
石油や石炭など炭素を含む燃料の消費に課す「炭素税」を巡り、環境省と経済産業省の水面下の攻防が続いている。
両省は7~8月に相次いで中間報告をまとめたが、経産省が企業の自主的取り組みをベースとした「炭素削減価値取引市場」の創設を打ち出したのに対し、環境省は具体的な制度案を提示できなかった。同省は炭素税と義務的な排出量取引制度の導入を目指していたが、企業負担…
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週刊エコノミスト
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