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デジタル経済に本腰を入れる香港の焦り=江藤和輝

デジタル経済の重要性を説く陳茂波・財務長官(中央) 筆者撮影
デジタル経済の重要性を説く陳茂波・財務長官(中央) 筆者撮影

香港 経済のデジタル化にてこ入れ=江藤和輝

 香港の陳茂波・財政長官が今年2月に発表した新年度の予算案では、新型コロナウイルス流行対策を強化するための措置に675億香港ドル(約1兆円)が充てられた。また、市民の生活負担を軽減する措置として1万香港ドル分(約15万円)の電子消費券支給なども打ち出した結果、563億香港ドル(約8340億円)の赤字予算となった。

 今回の案では生命・健康分野の科学技術の発展や、広東省とマカオ、香港にまたがる地域発展計画「粤港澳(えつこうおう)大湾区」などに予算を充てるなど、香港経済の発展を維持するための将来に向けた投資も盛り込まれた。その中でも注目なのが、専門家や業界エリート、政府担当官からなる「デジタル化経済委員会」の設置が提示されたことだ。

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