教養・歴史書評

『アジアからみるコロナと世界』 日下部尚徳、本多倫彬、小林周、髙橋亜友子編著 毎日新聞出版 1980円

『アジアからみるコロナと世界』

日下部尚徳、本多倫彬、小林周、髙橋亜友子編著 毎日新聞出版 1980円

 新型コロナウイルスのパンデミックは、国境封鎖や都市のロックダウンを通じて人の動き、物流など従来の流通を分断した。日本もその中に位置するアジアにおいてそれは具体的にどのような困難をもたらしたのか。本書は大学や研究所、財団など所属の異なる多くの気鋭の研究者が、それぞれの視点でバングラデシュ、フィリピン、韓国、マレーシア、インドなどアジア各国のコロナの現状と対策を分析。日本がそこから何を学べるのかを追求する。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事