週刊エコノミスト OnlineゼロコストでPR SNS活用術

誰もが書けて効果が高いプレスリリース

メディア掲載は自分でつかみ取る=笹木郁乃/20

 自社の商品やサービスをメディアに取り上げてもらいたい──。これは多くの人が、思っていることだろう。一般的には取材を受けたり、記事が掲載されることは、メディア側からのアプローチをスタートとしている場合が多い。しかし、情報があふれている今の時代、掲載は待っているだけで獲得できるものではなく、自ら取りに行くことが必須だ。

 自分からメディアに取り上げてもらうように働きかける方法も、実は多く存在している。誰にでもでき、効果が高いお勧めの方法は、「プレスリリース」を書くことだ。

「メディア関係者は忙しいのに、プレスリリースなんて送ってもいいのか」と、不安になるかもしれない。忙しいのは事実だが、記者やディレクターは記事になる情報を常に探してもいる。

 メディアも発信する情報の100%を自身の取材や人脈で得ているわけではない。むしろ、企画を作成するために情報を求めていることがほとんどだ。実際、毎日報道されている新聞・テレビニュースの情報の多くが、もとをたどれば、記者クラブや各社に届くプレスリリース、投稿を情報源にしている。

 メディアが取り上げるのは、大企業のニュースばかりではない。中小企業の独自性の高い取り組みや、視聴者・読者に役に立つであろうニュースも多く掲載される。特に、地方の新聞やテレビ局は、地元の人のためになる情報を届けたいという思いを強く持っているため、地元企業であるほどチャンスも多い。どんな人や企業でも切り口次第で掲載される可能性は十分ある。自社の商品やサービスをすでに解説した「PR設計」で分析し、適切な媒体を選んでプレスリリースを送れば、掲載確率は格段にアップするだろう。

手紙送る気持ち

 プレスリリースを書く前に大切なことが二つある。そ…

残り629文字(全文1379文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

7月12日号

止まらないインフレ 資源ショック20 衝撃は石油危機に匹敵 「資源小国」日本の正念場 ■荒木 涼子/和田 肇24 原油の行方 2次制裁発動なら記録的高騰へ ■原田 大輔27 中国・インド “ロシアに冷淡”な資源輸入国 ■和田 肇29 戦略物資 EVや再エネの普及に必須の「銅」 ■片瀬 裕文30 天然 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事