教養・歴史書評

『職業としての官僚』 嶋田博子著 岩波新書 1034円

『職業としての官僚』

嶋田博子著 岩波新書 1034円

 国家公務員の人事行政をつかさどる人事院出身の研究者が、とかくバッシングされる日本の官僚の実態を解説し、あるべき姿を論じた。政治が「官邸主導」のトップダウン体制に移った結果、官僚は政治家への献身を求められる「家臣化」が進んだと指摘。指示やトラブルに対応する受け身の仕事が増え、精神的疲弊が強まっていると懸念する。現役官僚へのインタビュー結果も踏まえ、優秀な人材を生かし良い政策を実現するための改革を提案。真摯(しんし)な考察が光る。(W)

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