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教養・歴史 書評

『100年企業のすごすぎる製紙工場』 里和永一著 あさ出版 1650円

『100年企業のすごすぎる製紙工場』 里和永一著 あさ出版 1650円

 埼玉県川口市にある鶴見製紙の本社工場。ここはかつて「製紙業界のガン」「日本一汚い工場」など不名誉な呼ばれ方をしていた。それが今では、徹底したIT化とともに工場、オフィスともピカピカ、多くの見学者が訪問し、業界トップクラスの売上高を誇るまでに変貌した。なぜこんなことが可能だったのか。同社代表取締役の著者が、人材育成に力を入れ、「全社参加型経営」を実現させた過程や直販サービス、配送、最新設備導入などの改革について詳述する。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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