英鉄道スト頻発で車の購入理由に変化 酒井元実
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英国人が自家用車を選ぶ理由に変化が生じている。1月4日付の英紙『フィナンシャル・タイムズ』によれば、購入を検討する理由を「公共交通機関がますます当てにならなくなっているから」とする人が半数以上に上ったという。新型コロナウイルスの感染拡大前は3割だった。根拠は自動車売買サイト大手の英オート・トレーダー・グループが12月下旬にまとめた調査結果だ。
「当てにならない」理由の一つは英国で相次ぐ鉄道職員のストライキ。1月初旬には予定した運転本数の8割が運休する大規模ストがあった。英鉄道道路庁(ORR)のデータによると、全予定本数のうち運休した割合は過去12カ月の平均で3.8%に上った。比較可能な2014年以降で最も高い水準だという。
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週刊エコノミスト
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