《長期金利》10年国債利回りの上限撤廃は既定路線 徳勝礼子
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日銀の4月以降の新体制が決まったことで、現在のイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)政策によって10年国債利回りに上限を設定する政策は、廃止に向かうことが既定路線とみてよいだろう。
2月以降の10年国債金利は、ほぼ上限まで上昇し、今後は政策変更のタイミングに合わせて、再上昇すると見られる。ただし、上限が1%まで上げられれば、これまでのように上限に張り付くことなく…
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週刊エコノミスト
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