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韓国のペット医療費は病院次第 透明化の動きも 趙章恩

ソウル市は低所得層のペット予防接種や検診で医療費を支援している ソウル市提供
ソウル市は低所得層のペット予防接種や検診で医療費を支援している ソウル市提供

 韓国でペットの増加に伴い動物病院の医療費透明化が課題になっている。農林畜産食品部(部は省に当たる)によると、2022年時点でペットを飼っている家庭は25.4%、平均費用は1頭1カ月当たり約15.4万ウォン(約1万6000円)で3分の1が医療費だった。国会の調査で、動物病院の診療費や検査費、手術費などに最大80倍の差があることもわかった。

 韓国では1999年から動物病院の自由競争が認められ、すべての医療費は獣医が自由に決めている。だが、「病院によって差がありすぎる」「算定基準を明確にすべきだ」という声が長年出ていた。

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