リスク高まる大阪IR 初期投資増額と開業延期
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大阪府と大阪市は9月8日、カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の詳細な計画を定めた実施協定案を国土交通省に申請したと発表した。国の認可を経てIR事業を担う「大阪IR」と府が協定を締結する予定だが、府市のリスクは高まっている。
協定案では、開業は「2030年秋ごろ」とし、4月に国から認定された整備計画から約1年延期し、事業者の初期投資額は1兆2700億円と1900億円増加した。府市は、開業時期の延期は国の整備計画の認定が想定から半…
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週刊エコノミスト
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