教養・歴史
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デフレ脱却策として賃上げと過剰な円安政策の停止を提言 評者・服部茂幸
Book Review
『日本経済の故障箇所』著者 脇田成(東京都立大学教授) 日本評論社 2420円 わきた・しげる 1961年生まれ。東京大学経…
2024年11月22日
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「自由な試みこそ発展の柱」として反資本主義の誤りを次々に指摘 評者・原田泰
Book Review
『資本主義が人類最高の発明である グローバル化と自由市場が私たちを救う理由』著者 ヨハン・ノルべリ(歴史学者) 訳・解説 山…
2024年11月22日
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ガザやウクライナなど国際情勢を諜報活動の面から解説 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私は今、スパイの本を書いている。1966年に外務省に入り、ロシア語研修のため、英国陸軍学校に入った。13人の生徒の…
2024年11月22日
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日米地位協定と在日国連軍を素材に日本の国家主権を考える 井上寿一
歴史書の棚
先の自由民主党総裁選挙において日米地位協定の見直しに言及した石破茂候補が首相となった。石破首相は、相手国の大統領選挙が終わ…
2024年11月22日
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今年のノーベル経済学賞が説く“包摂的社会”こそ成長への近道 河野龍太郎
経済学の現在地
日本経済が長期停滞から抜け出すには、2024年にノーベル経済学賞を受賞したダロン・アセモグルらの論考が大きなヒントになる。…
2024年11月22日
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インタビュー「日銀の異次元緩和が狙った期待インフレは幻だった」吉川洋・東京大学名誉教授
経済学の現在地
「ルーカス登場から現在に至る50年余りのマクロ経済学は、現実の経済とはかけ離れた知的遊戯に変わってしまった」と現在の経済学を…
2024年11月22日
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民主化移行期のブータンを舞台に二転三転する物語は「えくぼのある映画」だった 芝山幹郎
アートな時間
映画 お坊さまと鉄砲 ブータンという地名を聞くと、大方の人が「世界一幸せな国」と答えるのではないか。ヒマラヤの山奥に位置し、…
2024年11月22日
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松緑が鳶頭と悪党の二役の演じ分けに初挑戦 小玉祥子
アートな時間
舞台 十二月大歌舞伎 盲長屋梅加賀鳶 加賀藩お抱えの大名火消し・加賀鳶(かがとび)と悪党の道玄が活躍する「盲長屋梅加賀鳶(め…
2024年11月22日
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気候危機、原子力など価値観の対立する問題の判断、どうする?/227
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 気候危機、原子力など価値観の対立する問題の判断、どうする? 気候危機、原子力との向き合い方、領土問題など、いずれも議論が…
2024年11月18日
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月面探査機SLIMが月の起源に迫るかんらん石を“発見”/201
鎌田浩毅の役に立つ地学
今年1月20日に月面着陸に成功した日本の小型無人探査機「SLIM(スリム)」のデータから驚くべき事実が分かった。宇宙航空研…
2024年11月18日
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『満州、少国民の戦記』復刻――藤原作弥さん
情熱人
ノンフィクション作家 藤原作弥/132ふじわら・さくや 1937年、仙台市生まれ。東京外国語大学卒。62年、時事通信社入社。…
2024年11月18日
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⑲噛まないと噛めなくなる 林裕之
歯科技工士だから知っている「本当の歯」の話
軟らかい食物が多くなった現代人の咀嚼回数は減り続け、若年層の噛む力は急速に衰えている。>>連載〈歯科技工士だから知っている…
2024年11月18日
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“新しい資本主義”と“新しい社会主義”を構想する著者の熱意みなぎる書 評者・諸富徹
Book Review
『サステナビリティの経済哲学』著者 松島斉(東京大学大学院教授) 岩波新書 1056円まつしま・ひとし 1960年生まれ。経…
2024年11月15日
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積み上げた本と“共生”する猛者12人の読書哲学と保管術 藤原秀行・ロジビズ・オンライン編集長
著者に聞く
『積ん読の本』著者 石井千湖さん(書評家)いしい・ちこ 1973年生まれ。早稲田大学卒業後、書店員を経て2004年から文芸を…
2024年11月15日
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時の為政者が利用してきた中国の“孔子”ブランドを米人作家がルポ 加藤徹
歴史書の棚
マイケル・シューマン著、漆嶋稔訳『孔子復活 東アジアの経済成長と儒教』(日経BP、3300円)は、東アジアにおける孔子の影…
2024年11月15日
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「大勢の悪夢に現れる同一人物」役に光るニコラス・ケイジの存在感 勝田友巳
アートな時間
映画 ドリーム・シナリオ「承認欲求」自体は新しい概念ではなくても、こんなに人の口に上るようになったのはSNS(交流サイト)が…
2024年11月15日
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自分の「良心を納得させる」ためだけに描いた画家の軌跡を目撃せよ 石川健次
アートな時間
美術 田中一村展 奄美の光 魂の絵画 人生も後半生に差し掛かろうかという50歳を機に奄美大島に移り住んだ田中一村は、19年後…
2024年11月15日
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円とドル・120年の興亡・下(政策編) 円高対策は実体験を踏まえて考えよ~貿易黒字縮小に努力を 吉野俊彦(1994年3月15日)
創刊100年特集~Archives
この原稿を執筆したのは1994年3月。同年6月にはドル円・レートは初めて1ドル=100円を突破し、95年4月の史上最高値1ド…
2024年11月12日
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円とドル・120年の興亡・上(歴史編) 依然として円高の大きなうねりの中にある~転換点は昭和40年代 吉野俊彦(1994年3月8日)
創刊100年特集~Archives
2国間で貿易が行われれば、2つの通貨の交換比率、つまり為替レートが必要になる。明治時代にアメリカとの貿易が始まった時、1ドル…
2024年11月10日
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裏切りや信頼していた企業の不正で、すべてが信じられません/226
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 裏切りや信頼していた企業の不正で、すべてが信じられません 最近、身近な人に裏切られたり、信頼していた企業が不正を行ってい…
2024年11月5日