週刊エコノミスト Online コロナ株高の終わり

中銀相場の行方は? 日本株 年末にかけ2万円割れも=大川智宏

(出所)筆者作成
(出所)筆者作成

 コロナショックの混乱から落ち着きを取り戻した株式市場だが、急すぎる反転上昇は危うさをはらむ。特に米国株は、米連邦準備制度理事会(FRB)の地区連銀総裁らが「経済の回復には数年を要する」と口をそろえる中、好況だったコロナ前の高値に迫っている。前例のない規模の対策が打たれているとはいえ、コロナ禍で好況時に近い水準にいること自体が異常であり、明らかに割高感がある。それは日本株市場も同様だ。年末にかけて価格調整が起き、日経平均株価が2万円を割…

残り331文字(全文551文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月28日号

バイオ製薬最前線 肥満 がん 認知症第1部 創薬テーマ編肥満14 画期的な減量効果の治療 ノボ、リリー2強が世界席巻■中桐成美/中西拓司17 内臓脂肪減少薬 大正製薬が「アライ」発売 吸収抑えて25%を排せつ■中西拓司19 米国の現実 成人の「4割超」の深刻 国防にも影響するレベル■岩田太郎20 体 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事