第42回　機械受注、9月値は1兆円超へ回復＝ゼノデータ・ラボ

　人工知能（AI）経済予測システム「ゼノインデックス」を使って、内閣府から発表される「機械受注統計受注額（民需：船舶・電力を除く）」と、日本工作機械工業会（日工会）から発表される「工作機械統計受注額（速報値）」の3カ月先までの動向（前者は9月分、後者は10月分以降）を予測した（図1・2）。

　機械受注統計の8月の実績値は7331億4300万円と、前月比約4・5％の減少となった。しかし、AIの予測では8月の減少傾向は一時的なもので、9月の実績値は1兆円超まで回復する見込みだ。