《地銀&メガ》地銀99行ランキング「貸出金増減率」
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貸出金増減率 きらぼし1割超の増加
地域経済を支える地方銀行の業績の優劣が今、鮮明になっている。2022年3月期決算を基に全国99行をランキングするなどして、業界の現在地を探った。
2022年3月末の貸出金残高(単体)が、21年3月末からどれだけ変動したかを見た。新型コロナウイルス禍の資金繰り需要などにより、全体の8割弱に当たる77行がプラスとなった。
10.96%増でトップとなったきらぼし銀行は、7割弱を占める中小企業向け融資を中心に増加した。最も減った十八親和銀行は、政府や自治体向けの貸出金が48.7%減ったことが要因で、中小企業向けの貸出金残高は1.5%増だった。
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週刊エコノミスト
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