週刊エコノミスト Online エネルギー逼迫時代の電力・ガス節約術
《電力・ガス節約術》計画停電 前々日から備え可能な前触れ案=和田肇
有料記事
計画停電の情報提供見直し 前日午後4時に「注意報」新設へ
経済産業省は5月17日、計画停電までの注意喚起や警報のあり方の見直し案を示した。現状では、事前の警報や計画停電実施の発表が、直前に出される仕組みのため、企業や一般消費者は節電や停電に備える取り組みに余裕が持てない。
見直し案では、まず前日午後6時に出される最初の警報(経済産業省が発令)を、同午後4時に前倒しする。警報は予備率3%を下回る見通しで出されるが、新たに、5%を下回る見通しになった段階で「注意報」を出す。また、前々日段階で予備率5%を下回る見通しとなれば…
残り393文字(全文655文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める