宇宙関連からIT、小売りまで、2023年の注目銘柄をピックアップした。（企業名の後のカッコ内はティッカーコード）

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ボーイング（BA）　ドリームライナー納入再開

　大手航空・宇宙機器メーカー。商用・軍用航空機、衛星と打ち上げ機、高度情報通信システムなどを手掛け、世界150カ国以上で事業展開。2022年8月から中型機「787ドリームライナー」の納入再開で現金収支（フリーキャッシュフロー）黒字化など財務改善が進む見通し。日本などに続き、中国でも国境をまたぐ行動規制が緩和されれば、航空機納入の加速が期待される。22年7～9月期は売上高が前年同期比4％増、調整後1株当たり損失（EPS）は前年同期から赤字幅が拡大も、現金収支は29.06億ドルへ黒字転換した。現金収支の会社予想は、23年12月期が前期比約2倍となる見通し。