マーケット・金融THE MARKET

《今週のポイント》中国1~3月期GDPを発表(4月18日) 三尾幸吉郎

実質成長率は4%台か

 中国国家統計局は4月18日に2023年1~3月期の国内総生産(GDP)を発表する予定である。

 前回の22年10~12月期は、中国政府が「ゼロコロナ政策」から「ウィズコロナ政策」にかじを切った時期で、全国各地で新型コロナウイルスの感染爆発が発生したため経済活動は低迷し、成長率は前年同期比2.9%増と、7~9月期の3.9%増から失速してしまった。

 しかし1~3月期は感染爆発が峠を越え、中国経済はリオープン(経済再開)の途上にあるため、3%を上回る成長率を予想する市場参加者が多い。

残り518文字(全文769文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事