マーケット・金融THE MARKET

《インド株》海外投資家は売り越すも中長期的には資金流入の見込み 田中純平

 インド・カナダ関係が悪化している。シーク教徒分離独立運動のカナダ人指導者が6月に殺害された事件を巡り、カナダのトルドー首相は9月18日、インド政府が関与した疑いに言及、インド外交官を追放した。インドもカナダ外交官を追放した。米英は10月20日、インド政府に対し、これ以上カナダ外交官の退去を求めないよう要請するなど、影響は他国に広がった。

 外交問題と米長期金利上昇などの悪材料が重なり、海外投資家は9月18日以降、インド株式を売り越している。

残り244文字(全文466文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事