掲載記事 31件
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鍵こそ古代ヨーロッパの歴史・文化を読み解く「キー」である 楊逸
書評 読書日記
×月×日 世の中が良くなってほしい。自分も幸せになりたい──新しい一年を迎える際にそう切実に祈っていたのに、なんと地震が元日…
2024年2月23日
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偉人に大王にイエス……ヒゲをめぐる男性性の文化史 楊逸
書評 読書日記
×月×日 最近、円安・ドル高の影響もあって、街でも電車の中でも欧米からの観光客をよく見かける。とりわけヒゲ面メンズが多いのは…
2023年11月24日
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「いつか翻訳したい」願いを実現した著者の「ことば」観を読む 楊逸
書評 読書日記
×月×日 今夏も異常気象で猛暑が襲来。テレビに映される天気予報図はどこも真っ赤になっている。書店で汗まみれの手をなんとなく『…
2023年9月8日
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チベットの生活を支える重要資源としての「糞文化」について 楊逸
書評 読書日記
×月×日 このごろ、台風も梅雨の時期にやってくるようになった。こういう時は「乾いた内容」の本を読んで気分を晴らしたい。『チベ…
2023年6月30日
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ベトナム移民作家が描くパリ―ケベック間の逢瀬 楊逸
書評 読書日記
×月×日 サクラの木が萌(も)えると気持ちもうきうきし出す。恋愛小説を読みたくなったのは季節のせいなのかしら。『満ち足りた人…
2023年4月14日
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女王の妹と幼なじみの著者が描く、英国貴族の奔放と呪い 楊逸
書評 読書日記
×月×日 落ち葉の乾いた音は歩幅に合わせて響く。ちょっぴり寂しくなった。『マーガレット王女とわたし イギリス王室のおそばで歩…
2022年12月9日
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人生に目の歓びは必須 オランダ理解の鍵は絵画=楊逸
書評 読書日記
×月×日 独特な風景で不思議な異彩を放つオランダ。個性の強い国だ。 車で旅行して回るとまず、山も丘もなくどこまでも広がる真っ…
2022年10月14日
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年配の男が主人公の、小説でしか書けない短編6作=楊 逸
書評 読書日記
歳月、秘密、記憶の中に生の苦み、温かさを読む×月×日 雨の多い春。じめじめする日々の中でもマスクをつけて「隔離」に努めるので…
2022年6月10日
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英国独自の貴族制度、小説に描かれた例を通じて楽しく学ぶ=楊 逸
書評 読書日記
英国独自の貴族制度 文学通じて楽しく学ぶ=楊逸×月×日 ウクライナ侵攻に対し、どうしようもない暗い気持ちを抱えながら、『ノブ…
2022年4月8日
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「印は人なり」? 文豪と検印の関係に迫る興味深い一冊=楊 逸
書評 読書日記
「印は人なり」? 文豪と検印に迫る一冊×月×日 年明けて6日目、昼前から東京の空には牡丹雪が舞っていた。「瑞雪(ずいせつ)兆…
2022年2月11日