週刊エコノミスト Online 私鉄大手

インバウンド 観光地と空港アクセスで稼ぐ=梅原淳 攻める私鉄

 大手私鉄では2017年度以降、新たな特急車両を投入する動きが続いている。東武鉄道の「リバティ」(浅草─東武日光など)、小田急電鉄の展望席ロマンスカー「GSE(Graceful Super Express)」(新宿─箱根湯本など)といった有料特急のほか、特急料金不要の京阪電気鉄道も有料座席車両「プレミアムカー」(淀屋橋─出町柳)をデビューさせた。

 今後もこの動きは続く。西武鉄道は19年3月に「ラビュー」(池袋─西武秩父)を、近畿日本鉄道は大阪難波─近鉄名古屋間に20年春、「新型名阪特急」をそれぞれ投入する。

残り2211文字(全文2467文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事