経済・企業 日本経済総予測2019

米景気後退すれば日経平均2万円割れも=前川将吾

 2019年の日経平均株価は、2万円台前半でのレンジを推移した後、一時的に下抜けると見る。

 年前半は、米中や日米の貿易交渉、欧州政治、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ、中国の景気対策の規模などを巡り、投資家が一喜一憂すると考える。例えば、米中貿易戦争が激化すれば政策期待が高まる(逆も然(しか)り)など、これらの材料のどれかは失望を招き、どれかは安心材料となるだろう。また、世界の経済情勢も「減速したが、“まだ”底堅い」というどっちつかずの状態であることを踏まえれば、各材料に対する投資家の楽観…

残り376文字(全文626文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事